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 ★ビジネスマナー(言葉編)


学生時代ではなじみのない敬語。
まちがった敬語を使うかもしれない・・・
謙譲語ってなんだっけ?なんて思ったりして。
ここでは敬語・尊敬語・謙譲語をおさらい☆


まずは、なんとなくだった尊敬語・謙譲語を確認!
一般語 尊敬語
(相手)
謙譲語
(自分)
具体例(○相手 ●自分)
する なさる
される
いたします
させて頂く
○早めになさったのですね
●その件は私がいたします
いる いらっしゃる おります
おる
○いらっしゃる際に伺います
●その時間は会社におります
行く お出でになる
いらっしゃる
参ります
伺います
○お出でになる際の時間は
●私の方から参ります
来る お見えになる
お越しになる
参ります ○お越しの節はお立ち寄り下さい
●私が参る際に持参します
言う おっしゃる
言われる
申します
申し上げます
○おっしゃったご意見のとおり
●申し上げましたように
見る ご覧になる
お目に止まる
拝見する ○資料をご覧になって下さい
●著書を拝見させていただく
食べる 召し上がる
お食べになる
いただく
頂戴する
○召し上がって下さい
●食事をいただくまでに

丁寧語・・・?

1.「お」「ご」をつけて、丁寧にする。
 a.相手の状態・動作・身につけているもの・・・「ご用件」「お出かけ」「お洋服」
 b.敬意を表す動作・・・「お話し」「ご出席」
 c.自分の行為・・・「お願い」「お礼」
 d.慣行・・・「ご飯」「お茶」

※「お」「ご」をつけてはいけないもの。
 1.「お」ではじまる言葉・・・「応接間」「大広間」
 2.公共施設など・・・「公園」「電車」
 3.外国語、外来語・・・「ジュース」「ビール」

飲みにいくと「おビール、いかがですか?」などと聞かれますが、
こちらは意図的なものであって、丁寧語ではなく、単なる流行語的なもの
ですので、一般の人が使うと、「水商売系」と勘違いされますのでご注意を。


敬語・・・?

1.形容詞、形容動詞に「お」をつける
  例:「お美しい」「お優しい」
2.「お(ご)〜〜〜になる」
  例:「お読みになる」
3.動作を表す動詞に「れる」「られる」をつける
  例:「読まれる」「行かれる」

※「お読みになられましたか?」のような2,3を「ごちゃまぜ」にしない。
  ⇒「お読みになりましたか?」または「読まれましたか?」
※動詞は、すべてが「れる」「られる」ではなりません。
 別の言葉に置き換える場合もあります。


謙譲語・・・?

1.「お(ご)〜〜〜する」
  例:「お渡しする」「ご返事する」「お待ちする」
2.「お(ご)〜〜〜いただく、願う」
  例:「お教えいただく」「ご理解願う」
3.「〜〜〜ていただく」
  例:「教えていただく」「渡していただく」

※2,3に関しては、相手の動作に対する謙譲ということで、「いただく」
「願う」という「へりくだり」表現を使用するということから比較的容易に使う
ことができますが、1に対しては、自分の動作「する」に対しへりくだるための
「お(ご)」を使用します。このことから、「尊敬語」「謙譲語」を気づかないうちに、
間違って使用してしまうので注意。


社内でも言葉には気をつけましょう!

出社したら、「おはようございます」と挨拶しましょう。明るく元気よく、1日の
スタートを切るようにして下さい。

「○○○に行ってまいります」と行き先を告げてから、外出します。そのとき、
ホワイトボードに行き先や帰社時刻を書き込むことを忘れないようにしましょう。

「ただいま戻りました」と帰ってきたことを知らせます。そして、外出先での
できごとを先輩や上司に伝えるようにします。

先輩や上司が出かけるときは、仕事中であったとしても手をとめて
「いってらっしゃい」と言うようにしましょう。

先輩や上司が帰ってきたら、「お帰りなさい」「お疲れさまでした」と挨拶します。
留守中の電話やファックスは早めに伝えるようにしましょう。

お先に失礼します」と告げて、退社します。但し、残業している人がいれば
「何かお手伝いしましょうか」と尋ねるようにして下さい。

「ご苦労さまでした」は上司が部下に言う言葉です。自分よりも立場が上の
人には使わないようにして下さい。


人間関係を円滑にする魔法の枕詞

質問をする,用件を依頼する
・申し訳ございませんが・・・
・まことに恐縮でございますが・・・
・恐れ入りますが・・・
・お手数でございますが・・・
・ご迷惑とは存じますが・・・
・失礼ですが・・・
・よろしければ・・・

用件を断る
・せっかくですが・・・
・お引き受けしたいのですが、あいにく・・・・


などなど、いろんな言葉や言い回しで、ずっと社会人らしくOLらしくいられます。
正しい言葉でステキなOLをめざしましょう☆




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